2010年9月21日火曜日

私的、適切な親子関係構築のために

1、スープの冷める距離を保つ。
冷めたスープを黙って飲む。一つの親孝行の形として。

2、過去のことは口にしない。
認識の相違はあらかじめ明らか。燃えカスに燃料を投じてはならない。


3、多くを要求しないが要求には柔軟に応じる姿勢をみせる。
節度ある子としての役割。一つの親孝行の形として。

4、必要最低限の情報として安心材料だけ交換する。
余計な心配はかけず、余計な心配に苛まれない。

5、堂々と我が道を往く。
狭義的には別々の人生。広い意味で同じ人生を生きる。


自分というものを親から防衛しなくてはならない。
そして親を自分の毒牙にかけないように注意しなくてはならない。
ハリネズミが針を出したまま抱き合ったら互いにズタズタになるのだ。


当分このまま現状維持したい。
近寄りもしないし変に近寄らせもしたくない。
それぞれの生活を満足に送れば十分ではないか。
親に対しての感情が非常に冷めてしまったが、
一時の地獄の釜のようにぐらぐら煮え立った状態よりかなり良好だと思っている。
いまは精神的安定を保ちたい。
わたしにもわたしの生活というものがあるんだし。
盆も正月も特別実家に帰らなければならない意義も感じないし
顔を見せないから自分を親不孝だとも思わない。

何をするにせよ、親の幸福を願ってわたしはわたしの人生を送る。

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