2010年9月20日月曜日

うつ病の人はもっと褒められていい

だって一番大きな敵と戦っているんだ。

すごいことだ。
己の闇という敵を相手にまわしているのだ。

闇のトンネルの中をたった一人で歩き続けなければならない。
誰の声も届かなくなるほどの完全な闇。



それは無気力という名の井戸を掘る人なのだ。
掘れば掘るほど生きる意味を失っていく。
苦しすぎる戦いだ。
その井戸を掘る人がたった一つ信ずるべきことは
「掘り続ければ必ず水が出る」
ということだ。

その水は自分を潤し、やがて多くの人をも潤していく。
井戸を掘る人は偉い人だ。
尊い人だ。
あるとき姿が見えなくなった友人も、いま必死に井戸を掘っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿