2010年2月28日日曜日

何ができる人?

2010-58

わたしって

わたしって・・・・・

何がしたいんだろう?

何ができるんだろう?


やりたいことを聞かれて、答えられる人は
実際には少ないかもしれない。
特に、社会に出て少しばかり会社で働いてしまった後は。

まだ学生だったときは
無謀な夢を持っていたなぁ。
でも本気で叶えるつもりだったのだろうか。

あの頃は、半分本気のつもりで
誰かに本気なの?って聞かれるのが怖いから
半分冗談めかしてごまかしていた。

なんていい加減なわたしなんだ。


ついこの前「やりたい!」って思った気持ちが
少し落ち着いて、「本当にそれでいいの?」に変わった。

誰にも聞けないわたしの進むべき道。


正社員、派遣、アルバイト。
根無し草になりたくない。
だけど仕事なら何でもいいわけじゃない。
どうしたらいいんだろう。

2010年2月27日土曜日

午前5時30分

2010-57

早朝のバイトに向かう道を東に向かって歩く。
少しきつい坂をのぼりきると
新鮮な空気の中を目覚めたばかりの太陽の
最初の光が泳ぐ。

今日もわたしは太陽とほぼ同時に働き出す。

うれしい。

時給950円で
東京のど真ん中の、まだ誰も汚してない朝の
きれいな空気を吸える権利を手に入れた。

長い坂をぐんぐん下って
ごちゃごちゃした駅前に着くともう
店の前に出された大量のゴミの臭いで
昨夜の喧騒を想像して嫌気が差してしまうから
そこまでたどり着く前に
一日分の酸素を吸っちゃおうって気持ちになる。

この気持ちはあまりにも清々しいから
誰かに伝えたくても言葉では伝えられない。
この空気はあまりにも新鮮だから
すべてを喜びに変えてくれる。

良かった。
ふとんを蹴って無理やり起きた甲斐があった。
働くってすばらしい。
わたしラッキーだな。
世界で一番ラッキーだな。

あのビルよりまだまだ低い太陽と一緒に
この角を右に向かって南に向かおう。
よし、今日も一日頑張るんだ。

こういう気持ちが次々浮かんで
ウキウキしながら早足でバイトに向かう。

どんなに疲れていても
毎朝、感謝の気持ちになる。

2010年2月26日金曜日

写真のたのしさ



















こういうの見ちゃうと、
「嗚呼…ちょっと待って。そのキラキラ、いま捕まえるから」って思う。

写真のたのしさは、
被写体を見つけたときのファインダーをのぞく前のドキドキ感と
シャッター押すときの決心。

2010年2月25日木曜日

寒いの苦手だから

2010-55


















もう雨ふらないで。



2010年2月24日水曜日

いつもいつのまにか

2010-54


いつもいつのまにか
わたしの心は擦り切れる
いつもいつのまにか
大事なことを忘れてる

どうしてこんなに
ちゃんと生きられないんだろう

やりすぎたり さぼりすぎたり

頑張りすぎた次の日に
疲れすぎて何もしないと
その次の日にはもう
やることがたまっている。

わたしってバカだ

なにか行動するよりも
思い悩む時間のほうが多い人生

人生ってそんなもの?

2010年2月23日火曜日

青天の霹靂

2010-53

好きな言葉です。

「青天の霹靂」



初めてこの言葉に出合ったのは小学生の頃。
なんて読むのか調べたらその由来が面白かった。


【意味】
「青天」とは、雲一つ無い澄んだ青空のこと。
「霹靂」とは、突然鳴り出した雷のこと。
青天の霹靂とは、予想外のことや事件が突然起こること。
「晴天の霹靂」と書くのは間違い。せいてんのへきれき。

【由来】
中国南宋の詩人、陸放翁が「九月四日鶏未鳴起作」の中で、
「青天、霹靂を飛ばす」と詠んだところからきている。
病床に伏していた陸放翁が、
好きな酒を飲み酔った勢いで突然筆を走らせた。
その勢いのある筆運びを雷にたとえたもの。




なんか、想像すると面白いでしょう。


雲ひとつない、のどかな青空の日。
普段は穏やかに床に伏しているおじいさんが
お酒を飲んだらいきなりハイテンションになって起き上がり
でっかい筆にたっぷり墨を含ませて
ダダダダダァァァァァァァァァァー!!!!!!!!!!
と書をしたためる。

黒くて太い稲妻が青空を真っ二つに切り裂いて
白と黒が反転してしまうみたいな衝撃。

なななっなにっ!どしたのっ!?みたいな(笑)


こんな言葉を好きになるくらいだから
私には「青天の霹靂」的な成分が含まれているんだと思う。

たまに似たようなことをやっている?

2010年2月22日月曜日

笑って許さない

2010-52

15時間もバイトしてる・・・そりゃ疲れるわなー
なんて書いていたけど

11時間過ぎたくらいから猛烈な吐き気に襲われてしまった。
忙しすぎて食事する時間がなかったのが悪かったと思うんだけど
居酒屋でバイトだったので、お客さんが帰った後の大量に飲み残した
ビールやら日本酒やらワインやらを流しに捨てている時に
その強烈なアルコールの臭いで

オエエエエェェェ

ときてしまった。
急いでトイレ行って吐く真似をしてみたけど
如何せん、胃が空っぽだから胃液以外何も出てこない。

それでも店は超忙しかったので仕方なく
ぬるい水を飲みながら真っ白な顔して仕事を続けた。

あるムカつく社員の男が
「ふうさん顔色悪いね」と言ってきたので
「はい、気持ちが悪くて吐き気がしていて」と答えると
すかさず
「おお?も・し・か・し・て~♪つわりじゃないのぉ~♪」
と言ってきたので
今まで、わりと何でも笑って許しちゃうノリのいい私が
この時だけは0.001秒の速さでキレた。



「違います。やめてください。それ、セクハラです」





低周波で静かに最大限の怒りを表してみた。
たぶん今世紀最大の迫力と切れ味。

ニヤニヤしていた社員の男の顔が凍り付いて
一瞬言葉をなくした後に「・・・すみません」と言った。


よかった。
あの一瞬の私が笑って許さなくて。

これを読んだら男性は
そんな冗談みたいなことでいちいちセクハラだなんて言わなくても
って思われるかもしれないけど
私はもっと根本的なことに怒りを感じた。

すぐ目の前にいて、すごく困っている人の心配ができない
この社員の男の人間性に怒りを感じたのだ。

別に体調が優れないから優しくしてくれだなんて
仕事だし、甘えるつもりもまったくなかったけれど

困っている人、辛そうな人、助けが必要な人を見かけたとき
あなたならどうするか?
人は一瞬で本当の自分をさらけ出すことになる。

必要とされる時に
本気で心配したり、優しさを発揮したりする場面を逃して
ただ傍観者で、空疎な冗談しか言えないこの男の態度を
そのまま見過ごすことができなかった。

大げさに思われるかもしれないけど
今の私にはとても大事なこと。

だから笑って許さない。

2010年2月21日日曜日

数えてみたら

2010-51

早朝6時から15時までカフェでバイトして
18時から24時まで居酒屋でバイトする。

指折って数えてみたら15時間も働いているじゃないか。

どうりで疲れるわけだ。


なっとく。なっとく。

2010年2月20日土曜日

根無し草

2010-50

ある日、ヒョロヒョロの細長い草を見つけた。
もうそろそろ形のよい葉っぱをめいっぱい広げて
見てくれ、こんなに成長したぞと言える年頃なのに
青々とせず、背筋も伸ばさず
葉っぱをダラリとさせてうなだれていた。

疲れてるような表情で、ヘロヘロとしぼんだ草。
少し世の中が恨めしそう。


一体、誰が水をあげ忘れたの。

僕は誰にも縛られたくない、自由にカッコ良く生きたいんだと
どこにも根を張らずに居たら、みんなから忘れ去られたの?


なんでこんなになるまで平気でいられたの。
失敗を恐れて何もせずに言い訳ばかりして
あなたは本当に意気地なしだなぁ。

今まで出会った人の中で、一番の意気地なし。


恐る恐る私の目を見たあなたの目に
うっすら光が見えた。
暗闇から小さな懐中電灯で
何か探している?

きっと探しているものは、これでしょう?
すぐに教えてあげたいけれど
臆病者のあなたはそれを見る前に逃げ出しちゃうね。
現にもう、片足が逃げ出してる。

一番上までいけば素晴らしい景色が見られるのに
長く続く階段を一目みただけで、あなたは一段も昇らないタイプ。


だから今、私はあなたのためにスロープみたいな道を考えるよ。
ついでに手すりもつけちゃうよ。
ほんの最初だけ。
ぐんぐん手を引っ張って
一緒に階段を駆け上ってくれる本当の仲間に出会えるまで。

2010年2月19日金曜日

悔しい気持ちを書いておく

2010-49

ある人は
「会合に参加できない人こそ最大限に配慮していくんだ」
といった。


その場にいる人はいい。
直接会えるから。
その場にいない人のことを心配する。

私も最近、自分が会合に参加できない立場になって
参加できないことが寂しくて悲しくて悔しいってことを
しみじみ知った。

組織って縛られるイメージばかりあるけれど
それが頑張っている人々の集まりなら
尊い仕事をする同志たちの会合なら
なんとしても参加したい。


さまざまな理由で都合が付かなくて
これからも同じようなことを繰り返すだろうけど
参加できなくて悔しいっていう気持ちは
とても大切な感情だから
忘れないでおこう、と思った。

同じ気持ちになる誰かのために。

2010年2月18日木曜日

面倒くさがりの頑張り屋

2010-48

私は基本、面倒くさがりのダメ子さんだと自覚している。

休日は一秒でも長く布団に入っていたいし、
面倒くさいからトイレも我慢する。
自分ひとりなら料理も面倒だ。
料理するくらいならお腹すいたままでいいや、と本気で思う。

誰にも咎められない生活ができるなら
そうやって狭くてぬくぬくした場所で
永遠にゴロゴロしていたいのだ。

元来のダメ人間っぷりには相当の自信がある。
頑張りが長続きしないくせに、ダメ状態を維持する体力はかなりあるのだ。


そんな私でもものすごく頑張るときがある。
それは自分のためじゃなくて、人のためになるとき。

だからこんなダメ子な私でも世話を焼く誰かが一緒なら
結婚生活はそれなりに充実させられそうだと、
妙に気持ちが先走ったときもあった。


誰かの役に立つことは単純に嬉しい。
喜ぶ顔や声を想像しながら、もっと喜ばそうと思う。
素直にやりがいを感じる。
こんなときはなぜか頑張り屋さんになれるのだ。


小学1年生のとき
お向かいに住む幼馴染の男の子の
「進研ゼミ」を全部解いてあげた。


「やらなくちゃお母さんに叱られる」というから。
「いいよ、私がやってあげる」といってスラスラ解いた。


このとき学校の宿題以外で初めて算数や国語の問題を解いた。
大げさに聞こえるかもしれないけれど私の人生で初めて、
勉強したことが具体的に人の役に立った瞬間だった。

このときの経験が嬉しくて
私の心に強烈な印象として残っている。

それ以来、私は学校の勉強が好きになったと自覚している。


その子はとっても喜んで、私も嬉しかったのだけれど
おうちに帰って、私はママに叱られた。


「○○ くんの進研ゼミ、代わりにやっちゃダメでしょう?」


この意味が分からなくて、泣いて怒った記憶がある。
いま思い出してもなんだか切ない。

人の役に立ったという喜びが消されてしまったから。

役に立つどころか
「○○君のお勉強の邪魔をしたんだよ」と言われて
幼い心には大きなショックだったようだ。

それでも懲りずにまた誰かの宿題をやったり
他人の問題に首を突っ込んだり
役に立ちたくてお節介ばかりした。


お節介だと思われるのもシャクで
必要以上にクールなフリしたときもあったなぁ。
でも、基本はいつも一緒。
誰かのそばで何か役立つ自分でいたい。
それが「面倒くさがりの、がんばりたくない自分」に勝つ唯一の道なのだ。
私は人のためなら頑張り屋になれるのだ。


就職の面接で毎回聞かれる質問
「あなたのライフプランは?
5年後10年後、あなたは何をしていたいの?」

私はつい、決まってこう答えてしまう。
「人の役に立つ自分になりたい」と。
そんなのは答えじゃないと呆れられても。

2010年2月17日水曜日

日本語以外お断り?!

2010-47

外資系の企業がたくさんあることで有名な駅の近くのカフェで働き始めて外国人のお客様からご注文を承ることも多い。
さらに海外の宿泊客が多いホテルも近いが、
こういったお客様には日本語はまったく通じない。

とりあえず日本語で「いらっしゃいませ」と言ってみるが
お客様は「Hello(^^)」という返し。
この時点で、英語で接客しようと思う。

もちろん日本語でオーダーをとっても通じるけれども
「こちらでお召し上がりですか?」などの確認や
「○○円頂戴いたします」といった金銭授受を簡単な英語で受け答えるのは
サービスの一環と思う。
絶対英語で接客しなければならない決まりはないが、
店長に聞いてみたら英会話のマニュアルは存在するようだ。
つまり日本語が通じないお客様には、英語で積極的にご案内するべし、ということだ。


接客中ある言葉について適当な英語表現が思いつかず、ネットで検索した。
答えを探す途中で、あるQ&Aサイトを見つけた。
以下のリンクをみてほしい。

ファーストフード店の接客で使う英会話 - 教えて!goo


質問者はファストフード店で働く女性。
質問の主旨は、外国人のお客様の来店の多い店で働いており、英語での接客表現を教えてほしいというものだ。

これに対していくつかの接客英語を教えている「まともな回答者」に混じって、
バカというかアホというか正直クソ?な回答をする者がいた。


クソ回答①
---------------------
笑顔で日本語を使いましょう。

客の方が日本語使えば良いんです。

では。
---------------------


クソ回答②
---------------------
ご質問の答えにならないかもしれませんが、なぜ英語で聞く必要がるのですか?ここは日本ですよ。また、客人が英語圏からの人と決めつけるのは、接客業に携わる人としてはタブーでしょう。日本にやってきた客側の立場から考えても、むしろ店員さんにはゆっくり・はっきりした日本語による(時には身振りを交えての)応答を求める人のほうが多いと思います。
また、対象を英語に限るとしても、ファースト・フードのバイトさんに求められている英語力は eriko393 が載せていらっしゃる表現を言う力ではなく、むしろ "Do you have [Have you got] salt?" とか "Could I have a glass of water?" あたりを聞き取る力ではないのでしょうか。わたしはこの表現がききとれずにバイトさんが固まってる場面になんどかでくわしました。
外国語ができないことは恥ずかしいことでもなんでもありませんよ。胸をはって、ゆっくり「ニホンゴデオネガイシマス」といいましょう。聞き取れない、話せないからといって固まってしまう人を見ると、わたしは自分が固まってしまいます。
---------------------


見事なまでのクソ回答っぷりに驚愕。
ここまで身勝手だとあっぱれだわ、うん。
願わくばこの両回答者が接客業に従事していませんように。


この二人にぜひとも聞いてみたいけれど、
たとえば自分がエジプトに旅行に行ってファストフード店に入り
注文しようとしたらメニューは全部アラビア語。
店員もアラビア語以外は絶対に話さないという構え。

どーするの?あなたたち。
(アラビア語ペラペラなら文句ないけど)

クソ回答②の人が書いているように、エジプトの店員が
胸を張って、ゆっくり
「アラビアゴデオネガイシマス」

とアラビア語で言ってきたらどーすんだよっ!

接客業の基本はサービスでしょう。
サービスは国籍や言語を超えるものでなければ差別じゃないか。

日本語の理解力のあるお客様には最大限のサービスが行えて、
日本語の理解できないお客様にはサービス半減。はい残念。
でも同じ金額払えっていうんでしょ?


なぜ、英語で対応したいと考える質問者の、この質問の発露が、
外国人のお客様へのサービス精神に基づいていると考えられないのだろうか。
日本のファストフード店では日本語しか使っちゃいけないルールでもあんのかい。


あまりに残念な回答を(堂々と)する人がいるのを見て
サービスにまつわるQ&Aだったからなおさらガックリきたよ。

2010年2月16日火曜日

どう乗り越えるか

2010-46

私「スープセットのスープはこちらからお選びください」


おじさん(客)「えーっと・・・じゃあ、


パンプキンプース。」



そのとき、脳内でやまびこが叫ぶ





パンプキン★プース。

プースプースプースプースプース・・・・






ああああ~~~~~~











こういうピンチのときにどう乗り越えるか。
人間笑っちゃダメなときもあるんだ。


とにかく、腹筋に力を入れて
控えめな声でこう言った。






私「パンプキンぬ~ふですね、かしこまりました♪」 





「ぬ~ふ」と誤魔化し、お客さんの気まずさを軽減する試み。 










おじさん(客)「あ、スープ・・・」















しくじった。
余計際立たせてしまった。


2010年2月15日月曜日

クール便で届いたメール

2010-45

あなたのメール、何℃ですか?
せめて人肌くらいのぬくもりを保ちましょう。


※過度なり過ぎない絵文字・顔文字は必須ですよっ!

2010年2月14日日曜日

青年

2010-44

毎朝届くある新聞に、
「青年」というキーワードを見ない日はない。

ふと気になって
「青年」というキーワードでツイッター検索した。
結果はほとんど出てこない。

世の中的に「青年」という言葉は使われていないようだ。
かわりに使われているのは「若者」だろうか。

この「青年」という言葉には果てしなく未来を感じる。
まだ青く、堅い、つぼみのような。
つぼみは春が来れば花開いてキレイに咲く。

しかし簡単には咲かない。
風雪に耐えたつぼみだけが咲けるのだ。
誰かが水をあげて、お日様のもとへと導けば
必ず花開く。

それが青年。

2010年2月13日土曜日

御歴々と呼ばれたい?

2010-44

こないだ派遣会社の方から仕事紹介の電話があった。
彼女は仕事について簡単に説明した後
「紹介予定派遣で、正社員登用あり。
しかも○○業界の御歴々と直接関われるチャンスよ」
と早口で私に言った。

この「御歴々」という言葉が妙に脳裏に焼きついてしまった。
権威のある、偉い人々という意味で使われるのだろうが
どうもこういった言葉遣いにはアレルギーがある。

「オレキレキ」という言い回しに敬意は感じない。
「御」を付けることで変にへりくだった印象になり、
「歴々」と繰り返すことで、小バカにした表現に聞こえるからだ。
まさに、小バカにするときに使うんじゃないだろうか?

電話をくれた私の担当者はアラフォーの女性。
ずっと営業職だったと本人から聞いたので
営業職っぽい言い回しだなーとも思う。
「営業職っぽい」とはもちろん、嫌なほうの意味だ。
日本語には尊敬語や謙譲語があるが、
「御歴々」はそのどちらでもない。
こういう言葉遣いは、
自分より上の立場の人間を相手にすることに慣れすぎ、
感情が擦り切れて、しみったれた感がある言葉遣いなのだ。

同じ類に「大先生がた」もあるが言い方と使う相手によっては
まだ可愛い印象を持てるだろうか。

仕事を紹介してくれるのは嬉しい。
そして私は単に職を求める人間ではなくて、
その仕事が自分にふさわしいかどうか判断できる立場。だからこそ、紹介する仕事についての説明にも
もっと配慮して言葉を選んだほうがいい。
私の仕事への真新しい感情が「御歴々」という言葉で一気に
タバコ臭い感じになってしまった。
強制へりくだり装置だ。


親しみやすいし悪い人ではないのだけど、
彼女の仕事や人間に対する感情が透けて見える気がして
なんだかガッカリしてしまった。

2010年2月12日金曜日

すごい

2010-43

疲れたー!


疲れすぎると、
自分のことしか考えられなくなり
他人はどうでもよくなり
自分勝手になる。

自分勝手をどうやって乗り越えて
他人を思いやれる自分になるのか
今の課題だ。

そして、疲れて足を引きずって帰る道すがら
きっとこんな日は、誰にでも
「今日はとっても疲れた」
って言える相手が必要だと思った。

疲れすぎて、一人ぼっちなんて
寂しすぎる。


メールでも電話でもいいから
「お疲れ様。」
と言ってくれる人がいるだけで
気持ちがこんなに変わるものか。
人の心って不思議。

だから友達でも家族でも恋人でも同僚でも
誰かが途方もなく疲れてるとき
私は何より先に愛情たっぷりで
「お疲れ様。」
って言う人になろう、と思った。


皆さん、お疲れ様。
今日はもうゆっくり休んで
明日もがんばろう。

2010年2月11日木曜日

教えられ下手

2010-42

昔から人にものを教えるのが上手だと言われてきた。
教えるのも好きだった。
自分は学校の先生に向いているかもと思ったりもした。

社会人になり、先輩になり
人に仕事を教えるようになった。

仕事を教えてきて、教えられた側からの評価も
「とてもわかりやすいです」というものが大方だったから
まあ、教えるのが得意といっても怒られはしないだろう。

最近生活のためのアルバイトを始めて
教えてもらう立場になった。
それで気づいたことがある。

わたし、教わるの下手。

別に、私のプライドが富士山より高くて
「他人に教えを乞うなんて嫌!」とかではない。
教える人の教え方が下手くそだと、
理解度が普通の人以下になる、ということだ。
それに気づいたのは先日、
アルバイト先の店長からお店のルールやレジ操作、
オーダーの通し方などを教えてもらった時だった。

ひとつ教わるごとに理解度20%、不可解度120%
どんどん脳内が混乱していく。
私ってこんなに頭悪かったっけ?

混乱してどんどんワケが分からなくなっていく。
ミスしまくる。その上、何をミスったのかすらわからない。
店長に注意されて
「あの・・・いま、私ミスしたんですか?」と恐る恐る聞く始末。
何が起こってるのかさっぱり。
理解ができていない私をよそに次々と新しいことを教えまくる店長。
私はその場で頭を抱えてしまった。

あまりの物覚えの悪さに教える側が頭を抱えるなら分かるけど
教えられる側である私が頭を抱えるっていう状況が珍しくて
思い出すとちょっと笑える。

それでちょっと冷静になって、
分かっている部分から勝手に復習しだした。
店長は新しいことを教えるのをやめて、私を放置してくれた。

ついさっきメモを取ったノートを見ながら
教えてもらったことを順番に思い返してみると、
その順番がひどくバラバラであることに気づく。

複雑多岐にわたることを飛び飛びでぐちゃぐちゃに教わって、
あとから抜け落ちた部分の穴埋めをやらなければならなかった。
まるでバラバラのパズルのピースをほいほい渡されて
「どんな絵か言ってみろ」と言われていたような感じ。

なぜ自分が大混乱していたかが理解できたので、
今度は自分の頭の中で教わったピースを正しそうな位置に並べて行く。
ピースの足りない部分をひとつずつ店長に質問して埋めていった。
さっきミスした場所が見つかり、なぜミスしたのかもようやく理解できた。

なるほど、店長は教えるが下手なのか。

店長の教え方には特徴があって、
個々の手順を区切ることなく、自分がやっているペースで一気に語る。
つまり「こうしたらこうやってこれをこうしてこうです」みたいな一言。
だから聞いている私は
「こうしたら・・・こうやって・・・えーと、これを・・・」となる。
その確認の最中に、新たな要素を織り交ぜてさらに教える。
「もう一回言うよ、こうしたらこうやって、あ、この時にこういう場合があるからそうなったらこうしながら、これをこうしてこうです」

もうワケがわからない。

教える口調も下手だ。
言葉のすべての要素が全部同じトーンで語られていた。
「ここは特に注意してほしい」という意味の強調やメリハリがない。
だから頭に入らない。
動作に結びつかない。


でも店長ばかりが悪いわけでもない。
私も教わるのが下手なんだと自覚した。

私の物事のとらえ方にも何かしら癖があって
きっと色んなことをそれに当てはめながら聞いているのだろう。
携帯の予測変換のようなもので
このパズルのピースがきたら次はその隣のピースをもらえるはず
と期待しながら待っているので、
ぜんぜん違うピースを渡されてしまうとお手上げ状態になるのだ。

教えている店長のほうは
「物覚えが悪いなー」「なんで分からないんだ」
と内心思っているかも。

私はなんとなくだが店長の教え方の癖がわかったので
バラバラのピースでも、ようやくついていけるようになった。

「上手な教え方」についてはアレコレ考えてきたけれど、
「上手な教わり方」についてもどうやら研究が必要だ。

2010年2月10日水曜日

新しい答えの見つけ方

2010-41

大手ショールームに勤務していた頃、接客のあらゆる応対に
「これでもか」というほどマニュアルがあった。
ふさわしい言葉遣い、気持ちの込め方、姿勢、最適な笑顔、
お辞儀の深さや「○○はあちらです」というご案内時の腕の角度まで、
徹底的にルール化されていた。
最初こそ驚き、このまま自分はマニュアル人間になるのかと戸惑いを覚えたけれど、
そんな場所で働いて半年も経てばそれが普通になり
「マニュアル人間」と「マニュアルを使いこなす人間」の違いにも気づいた。

お客様からの問い合わせにはある一定の傾向があって
よく聞かれる質問もある。ほとんどの場合暗記して答える。
逆にめったに聞かれない上、調べてもすぐに答えが見つからないような質問もあった。
調べるのに30分、1時間、2~3日かかるような場合もある。
そういった質問について苦労しながらも答えた場合は、
後日スタッフが独自に作成したQ&A集に質問と答えを載せていた。
次に同じような質問を受けたときのために、一度誰かが調べたことは皆で共有しておくのだ。

そういう質問と答えを頭の中に蓄積する癖は私に自然に身に付いたようで
ショールームを離れた後も、
自分の知っていることについて誰かが困ったり知りたがったりしている時は
自分の頭の中にあるQ&A集から答えるようにしていた。
もちろん親切心から。

こないだ、ある人が疑問を口にしていてそれに対して答えた。
なぜすぐに答えが出たかというと、
少し前に自分が同じ疑問を抱き、上の人に質問をしていたからだ。

私の答えに、彼女は不服そうに言った。
「あなたの答えは聞いてないのよ。自分で勝手に判断するのではなくて、
小さなことでも上の人に確認する癖をつけたほうがいいわよ」と。

勝手な判断もなにも、私もまったく同じ質問をして得た回答を教えただけなのに!

と憤然としたが、その気持ちはとっさに飲み込んだ。
私が質問したのは1ヶ月ほど前で、その人が質問したのは今日。
つまり、時差があったからだ。

質問の性質上、たった1ヶ月で答えが変わるようなものではない。
ただ、私がいけなかったのはその人の質問を聞きながら
(ああ、その質問はすでに私が聞いて答えがでている)
と内心思っていたこと。
その質問は、脳内にあるQ&A集の1ヶ月前のページに載っている。


質問した人の気持ちや質問に至る動機に考えを及ばせられず
たまたまではあるが、知っていたから答える、という私の態度は
マニュアル人間そのものではないかと反省した。
その人の疑問は「今」なんだ。
だから「過去にこんな答えが出てますよ」ではなくて
一緒に「今」の問題としてとらえていかなければいけない。
過去に出した答えも、新たに何度でも塗り替えられる。
「組織は、生きているんだ」と改めて気づかされた。


反省しながらも、大げさに言えば、これは「現代病」ではないかと思った。

ショールームで身につけた職業病や私の性分という問題だけではなく
私は日々の生活の中で「即座に答えを見つける」ということに慣れすぎている。
検索して答えを見つけるサイクルを一日に何回も繰り返しているからだ。
それを他人に押し付けていたのかもしれない。

答えは必ずしもすぐに出せばいいってものじゃない。

「一緒に、そして新たに、考える」
こういうスタンスも人と人との間では必要なんだ。

2010年2月9日火曜日

ツイッターの

2010-40

「○○なう。」

という言い方が好きじゃない。

なう。って!

なう。って!(×100連呼)

ダサい。

嫌なんです。
関西人風に言うと「イラっ」とする。
自分じゃ使いません。
ひらがなが気持ち悪い・・・。
最初は慣れないだけかな?と思っていたけど
一向に「なう。」に慣れない。
慣れないどころかイライラするぅ。

「病院なう。」って!

確かに携帯で打つ場面を想定すれば、
「Now」より打ち込みやすい「なう。」
でも、なんでこんなにイライラするのかと考えたら
他人のブログで「なう。」がオタク用語という指摘があって
「○○だお」や「○○でつ」を大の男が使っているのを見かけると
オエェとなるのと同じ嫌悪感。それが「なう。」

オタク(ってすでに定義できないほど広範囲で使われるけど)は別にキモいと思わない。

チャットでは「ふう@大学」とかすでに10年前から使っていたけど
「○○なう。」はそれと同じレベル?
自分で使うところを想像すると
いやだー。恥ずかしい。

2010年2月8日月曜日

私、テレビを見ない人。

2010-39

家にテレビがありません。
それが今に始まったことではなく
5年位前からテレビを持っていません。

つまり、25歳くらいからテレビを見ていない・・・。

テレビが排除されたきっかけはPCでした。
PCにTVチューナーをつけて番組を見れる&録れるので
小さなワンルームマンションには一石二鳥で最適だったのです。

そうやってPCでテレビを見るようになったら
実はそれほど見たい番組がなかった。
大容量HDDを備えたPCだったのに
録画なんて皆無。

なーんだ、テレビなんていらないじゃん。
てなわけでチューナー付きPCからチューナーを外してしまった。
現在はウルトラモバイルPC1台のみ。

私の生活、テレビに用がない。

その理由を考えてふと
テレビは大衆的なモノだったんだなぁと思った。
小さい頃に観ていた「ひょうきん族」や「たけし軍団」や「バカ殿」。
中高生のときはもっぱら歌番組とドラマに夢中で
「昨日のアレ観た?」「観た観た!」だけで盛り上がれた学生時代。

2000年代に大学生だった私はすでにテレビ卒業していたなぁ。
その頃に流行ったドラマ・・・頭の片隅にすら出てこない。

最近、テレビの話題を聞かなくなったのはそういう大衆的な
時代感の共有がなくなってしまったからかなぁ。
どうでもいいクイズ番組ばっかりやっているからかしら。

考えてみれば、
あんなにたくさんチャンネルがなくてもいい。
どうせ観れるのは1つしかないのだから。
観たい番組がないとテレビを消す、というのはよくある。
その点、ネットは自分の観たいものを探し出せるから
一方的に垂れ流すテレビより使い勝手がいいのかも。

てか、ぜんぜん観たい番組がないよっ!
もっとワクワクするものを作ってくれ。

2010年2月7日日曜日

手抜き?真剣?

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こんな言葉をネットで拾いました。

「目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。
そのためなら警察につかまってもいい。寿命が縮まってもいい」




だれが言ったか。
江頭2:50というお笑い芸人さんです。
ギリギリアウト?な感じの芸風ですが、この言葉を知って
ああ、この人は真剣なんだなぁと思った。

 「これをやったら次回でられなくなるんじゃないかなんて
考えないようにしている。

人間いつ死ぬかわからないから、
その時のすべてを出しきりたいんだ。

おれはいつ死ぬかわからないし、
見ている人もいつ死ぬかわからない、

視聴者が最後に見た江頭が、
手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ?」



江頭さんてスゴイね。
「手抜きの江頭」じゃなく、「真剣な江頭」。
偉いなあ、なんて感心してしまいました。

2010年2月6日土曜日

持つとしたら・・・

2010-37

最近、常に「持つとしたら・・・」を考えてしまいます(笑)

バカリズム↓都道府県ネタ

R-1ぐらんぷり09 バカリズム

2010年2月5日金曜日

auに物申します。

2010-36

引っ越してきたマンションは、
長年使っているau携帯の電波がすこぶる悪い。
なんでこんな都会のど真ん中(新宿区在住)で携帯ブチブチ切れんじゃ!
ということでauサポートセンターに電話してみた。


すると、自宅に訪問しての電波状況の確認&改善サービスがあるという回答。それはナイス!ということでさっそくお願いした。

当日は、NEC関連の子会社の若い男性が1人で自宅を訪ねてきた。
「作業に20分くらいかかります、家の中をウロウロさせていただくことになりますが」ということで「はいはい、どうぞ」とさっそく電波状況を調査してもらう。
男性は特殊な装置で電波の途切れを確認しているようだった。


「やはり、こちらのお部屋は電波状況がかなり悪いようです」との結論。
「そうでしょ、そうでしょ」と私。
この周辺には基地局が2箇所あるらしいが、
どちらの基地局から届く電波も建物などの障害物の関係で直線的に届かず、
方角的に「回り込んで」電波が入るしかない構造らしい。
それがブチブチ切れる原因だそう。

そこで2種類の解決策があるとのこと。
1つ目は簡易的なアンテナを室内に取り付ける。
2つ目はレピータという電波増幅装置を取り付ける。

1つ目は障害が軽い状況で使用可能だそうだが、うちでは無理だった。
そこで2つ目に。

だがここで問題発生。

1、レピータはauから無償貸出だが2年間auを解約できない。
(中途解約する場合は1万円支払わなければならない)

2、レピータを勝手に移動させてはならない。
(1センチでも動かすと正常に電波を受信できないらしい)

3、レピータは電源が必要で電気代に毎月400円ほどかかる。
(もちろん電気代はユーザー負担)

4、レピータを壊した場合、弁償代金4万円支払わなければならない。
(落下させたり、濡らしたりすると壊れる)



「この4点をご了承いただいて契約書にサインしていただきます」
ですって。

ええー。なにそれ。
iPhoneに買い替えを検討中の私はどうすればいいわけ?

そもそも、auの電波状況が悪いのはユーザーの責任ではないのに、
その対処をする際にユーザーに対して2年間の縛りをつけるってひどい。
しかもこのままでは電話が途切れて日常生活に支障が出る。
まーさーにユーザーの弱みに付け込んだ囲い込み策じゃないかー!

しかも月々自腹の400円!
なに考えてんのよau!

ご立腹です。

しかもこのレピータという装置が結構でかい。邪魔くさい。
いちいちムカツクぞ、au!

訪問したお兄さんに文句言っても仕方がないと思い
笑顔で(内心では渋々)契約をしました。


これで電波が改善しなかったら本当にクレームだっつーの。
もちろん、むやみやたらに基地局増やせなんて言わないけど
このサービスはひどい。もはやサービスとはいえない。

マジでauが嫌いになった。
でも2年間は使い続けなければならない罠。
今まで10年も使ってきたんだからと思えばそれでも良いけど
君には心底ガッカリだよ、au。 

↓ネットで画像拾った同じタイプのレピータ(でかい)

2010年2月4日木曜日

これじゃ人類じゃなく麺類。

2010-35

ラーメン、うどん、そば。
パスタ、焼きそば、焼きうどん。


豚肉とキャベツとキノコと卵と調味料を使って
ひたすら作り続ける麺類(笑)

ああーん、もう飽きたー!

何でもできる魔法のレミパンを貸してくれた友達が
「お米も炊けるよ、やってごらん。」
と言ってお米までわけてくれたんだけど、どうしてもトライできない・・・。

なんか失敗しそうなんだぁ、予感として。
未だかつてやったことないっていう怖さもあるけれど
備え付けのIHヒーターが確か100Vしかなくて、火力(電力?)が超弱いの。
パスタゆでていても、お湯がグラグラと沸くってことはないし
まったくもって頼りなーい感じなんだよね。

お米炊くって、最初のほうは強火でガンガンいくじゃない?
だからたぶん失敗するだろうなぁって思う。
せっかくもらったお米を絶対に失敗したくない(>_<)

やっぱり今月中になんとか炊飯器買おう。。。

早く人間になりたーい!by麺類

2010年2月3日水曜日

最初に手に入れたモノたち。

2010-34

また雪が降る。
あいかわらず寒い東京。
風邪かもしれない、頭痛がする。
友達が葛根湯くれた。セサミンも飲んだ。
バファリンも飲んだ。あとはあったかくして寝るだけ。


お気に入りで買ったものを紹介。
 


これがめちゃくちゃあったかいのです!
本当にふわっふわ~で寝心地サイコー。
肌触りが無敵なのです。
昔、子供の頃にお母さんに抱っこされて気持ちよく眠ったような
そんな幸せに浸れるのです。
お店では冬物セールで30%オフでしたよ!

この喜びを誰かに伝えたくて(笑)



















掃除機です。
私が買ったのは色違いのベージュでした。
この子、小さくて可愛くて何よりよく食べます(笑)
掃除機としては優秀なほうだと思います。
ただ音はちょっとうるさいかな。
そんなこといったら
吸引力がすばらしいダイソンもやたらうるさかったから
飛びぬけてうるさいわけではないかも。

一人暮らしで掃除機を買うのは3回目。
最初はサンヨーのIt’sシリーズでした。
2機目は日立のごみダッシュサイクロン。
こちらは小型でしたがスティックでもハンディでもないので
一部屋しかない一人暮らしの床面積には大きくてやりにくかった。
そこで今回はハンディサイズにしました。

4時間充電で10分動きます。
10分以上も掃除する場所がないので十分です。
置いておくだけでカワイイし、いい買い物をしたなぁ♪

2010年2月2日火曜日

欲しいものたくさん

2010-33

真新しい布団。
そしてホットカーペットが届く。
あったけぇ~~~~~~~~~~~~。
さっそくゴロゴロ。ゴロにゃんこ。
昨夜届いた31個のダンボールをゆっくりと開けていく。
少ないキッチン用具と洗面用具を取り出してしまうと
あとは行き場のないモノ達ばかり。
洋服をしまう棚も引き出しもない。
本をしまう場所もない。
しばらくはダンボールにいれたまま随時取り出す方式にした。

欲しいものたくさん。
仕事がきちんと見つからないと買えない。

今、欲しいもの(優先順位の高いもの)。

1、炊飯器
2、電子レンジ
3、洗濯機
4、冷蔵庫
5、便座カバー(おしりが冷たいから・・・笑)
6、カーテン
7、鍋・フライパン
8、ベッド
9、本棚・収納棚

うーん、こんなものかな。
あとはソファも欲しいけど・・・あっ!
テーブルだ、テーブル。
ポリプロピレンの衣装ケースを2段重ねてテーブルにしてる(笑)
時代は変わるもので
みかん箱じゃなくて衣装ケースなところがさすが平成22年。
それに、テレビも買いたいなぁ。いつになるかなぁ。
傘たてとかゴミ箱とかも買わなくちゃ。
最後に絵も飾りたい。

なぁんにもなくて生活が大変だけど、
どんなものがいいかなって夢を膨らませているのが
実はとっても楽しい。
値段と機能とデザインと大きさを考えながら
理想のお買い物を頭の中でシミュレーションしている。
ゼロからのスタートで、一つ買えるごとに
自力で一歩前進した証だと思える。

2010年2月1日月曜日

東京、雪の日。

2010-32

お昼の新幹線で東京へ向かう。
不動産屋さんでマンションの契約をする。
いろいろと説明をしてくれた不動産屋さんは、
優しそうな、柔らかい笑顔のおじさんだった。
しっかりとした説明の一言一言は、いかにもその人が
信頼に足る人物であるという証明のようだった。

鍵をもらって、ガランとした部屋に入る。
パラパラと降っていた冷たい雨が途中から雪に変わり、
明日は積もるかもという寒い寒い日だった。

エアコンのスイッチを入れてすぐに暖を取ろうとするが
温風が出てこないという一大事。
契約して即入居だったため、水道局への連絡が遅れ
自分で水道の開栓を行わなければならなかったが、
いくら探してもその栓の場所が見つからない。
困り果てて、さっきの不動産屋さんに電話をすると
すぐに駆けつけてきてくれた。

さっきまで冷たい風しか吐き出さなかったエアコンが
いつしか温風に変わっていて不動産屋さんに申し訳なく思ったけど、
「エアコンは、しばらく使っていないと時間がかかるからね」
と言って笑ってくれたので、ホッとした。


ネットであらかじめ注文していた布団が間に合わず、
近所の友人から布団や毛布一式を借りた。
それに、タオル・IH用の鍋・カーテン代わりの布・ぞうきん。
「すぐに必要でしょう?」とティッシュとトイレットペーパーも。
食料と割り箸に、温かいお茶の入った水筒も届けてくれた。
電気温水器だからお湯が出るまで1日かかると聞いて
大きなペットボトルにお湯を入れて
「手を洗うとき冷たいだろうから」と渡してくれた。

寒い寒い日に、あったかい友達。

底冷えする1階のフローリングで震えながら
湯たんぽ代わりの暖かいペットボトルを抱いて眠った。

東京で再出発する、最初の日。
冷たい雪とあたたかい友人をきっと一生忘れないだろうな。