小説?
んなもん、書いてみりゃいいんだよ。
書きゃ分かるんだよ。
と、スランプで何も書けない女流作家が言い、
だいたい、自分の小説を書くのに他人の小説を読んで勉強するって軟弱だなぁ。
人の書いたもの真似しようったってろくなもんじゃない。
僕がもし小説を書くとしたら、誰のものも読まずにさっさと書くけどね。
小説を書く勉強?んなもんしなきゃ書けないとしたら才能ないんだよ。
と、失業中のバーテンダーが言いました。
ふん、ほっといてくれ。
別にいくら本を読んだっていいじゃないか。
世の中にこんなにすばらしい小説が山ほどあふれているというのに
こっちはその上まだなにか付け加えようとしてるんだ。
余計なものかもしれないし、どっかで見たことあるようなものかもしれない。
それでもまだなにか言い足りないことがある、わたしのなかには。
それを文字にして伝えたいから、こうやって勉強してるんですよーだ。
美しい文章、書きたいじゃないか!
心に突き刺さる言葉、創りたいじゃないか!
なにがわたしを感動させ、なにがわたしの心に突き刺さるのか。
もっともっと詳しく知りたいじゃないか。
感動を持ってしか感動は伝えられないと思うから。
さあ、感動しよう。
いまなら心を開いて小説の中の物語に溶け込めるんだ。
そんなチャンス、逃すわけにはいかないでしょう?
いろんな人が本の中からわたしに語りかけてくる。
いましか聞けないその言葉を聞いてみたい。
静かに、じっくりと、物語を聞くんだ。
自ら語りだす前に。
めちゃくちゃ貪欲に活字を求めてますねw
返信削除つか、小説家になるんですか?