2010年1月14日木曜日

厄寄せ。

2010-14

mixiで1979年生まれのコミュニティで
女性は今年が前厄で来年が本厄だと話題に上っていた。

厄年ってなんだろう?
前から良く分からなかったので少し調べてみる。
「陰陽道」が由来というがその起源は不明で、科学的根拠もない。

一般的に厄年とは、数え年で男性の25歳、42歳、61歳、
女性の19歳、33歳、37歳をいい、
なかでも男性の42歳と女性の33歳は大厄だそうです。
数え年とは、誕生日前の場合は +2歳、
誕生日を迎えている場合は +1歳を足して計算するそう。

つまり、12月生まれの私は誕生日前なので
実年齢の30歳に+2歳足して32歳となり、前厄というわけ。
はて一体何が起こるのでしょう?

一説によると、ホルモンバランスが崩れたり健康を損ないやすい年齢で
離婚率が最も高いのがこの年齢だそう。
人生のなかでも嫌なことが起こりやすいから厄年という名前がついたのだろうか。

wikiを読んでいたら厄除けで有名な神社や寺などが載っていて
その中に、妙法寺(東京)というお寺がありました。
少し興味をそそられてそのお寺を調べると、日蓮宗系で
日蓮像を祀っており、なんでもこの像が厄除けにご利益あるとか。

日蓮は民衆救済と国家諌暁(かんぎょう)をしたことで当時の鎌倉幕府から命を狙われ、流罪・死罪のほか、迫害につぐ迫害の人生だったことで有名です。
むしろ「厄だらけ」といってもおかしくないほどの過酷な人生を送ったのです。

だから「日蓮像は厄除けにご利益がある」のではなくて、
正しい意義としては、
「迫害や大難にも負けなかった日蓮のように私もどんなことにも負けません」
ではないだろうか。


難こそ誉れ!の人生だ。

大変なときは大きく変わるとき。
つらい苦しいことがあるから人にやさしくできる自分になるのだと思う。

前厄だろうと大厄だろうと、わたくし逃げも隠れも致しません。
むしろウェルカメだ。

厄除けせずに厄寄せ。
30歳は難を乗り越えてダイナミックに生きてみたい!

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